2008年4月12日土曜日

宗教について。

最近、生徒たちによくマダムはお祈りしないのか?と聞かれる。私はミュズルマンではないからしないよ。と答えると子ども達は、何故だ!!と言う。そして、決まってもし、マダムがお祈りをしなければもしも、私が死んだときにはそれは苦しい苦しい苦行が待っていると言う。そして、ミュズルマンじゃなくてもお祈りをしたほうが良い。してくれたら僕たちも嬉しいと言う。
でも、何故お祈りをするのか?逆にニジェール人に聞いてみた。イスラム教の神は一つ。すなわち一神教。すごく人は神を大切にし、絶対的なものとして考えている。日本人も神を大切にしていると思うが、日本には神が沢山いる。水の神、火の神、自然の神・・・。しかも、時には名声を残した人も神と呼ばれることがある。したがって日本は多神教。それについて友達のニジェール人と3時間以上も語り合った。
彼は、この多神教を信じられないと言っていた。でも、何故神は沢山いるのだ!?と聞かれても答えられなかった・・・。
ニジェールはこの過酷な環境の中で神に頼らなければ生きてはいけないのかもしれない。(すごい推測。)
例えば、片腕がなく生まれてきた人は、自分が将来この自分の手によって何か重大な罪を犯すかもしれないから、神様が付けなかったんだ。と思うらしい。神のしたことだから仕方がないと。
日本はそれに比べたら、それほど神に頼らなくても生きていける??
便利な文明を持ち、都合の悪いところがあれば、自分たちで改善していく。心のよりどころが、絶対的な存在がないなと思った。

いままで、私は宗教に関して何の興味もなかった。逆に知る必要もないと思っていた。
でも、それは違った。イスラムの国、文化、人々に触れ自分の国(文化、宗教など)をすごく大切にしているこの国の人々に出会って、もっと知りたいと思った。それに、もっと知っていたほうが楽しめると思った。
プラス、日本のことももっと知りたい。日本人である以上。外から日本を見ることで日本の古きよき時代のことも忘れずに、大切にしていきたい。日本にいたときはなんとも思わなかったくせにね・・・。

あと、今日は首都のイベントにポイで出てきます!!フランス人やアメリカ人とも交流できるようになってきたし、体は疲れるけど充実しています。その名もパラジット5!!(ニジェールに寄生する居候の意味)

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