自閉症の男の子が書いた、『ぼくが跳び跳ねる理由』。
彼は話すことは出来ませんが、文字盤や今ではパソコンを使って(彼の周りの人の力によって出来るようになった)言葉で意志や感情を示すことが出来ます。
まだまだ自閉症児の定義は未開な所が多く、行動には理由があるけれど何故その行動をするのか謎が多かった中、障害は人それぞれだから一概には言えないけど、その本は彼の気持ちが分かりやすく描写してあってスーッと心に落ちました。
うちのクラスにハンガーや紐を片手でクルクル回す子がいます。それは外からの雑踏から自分守ると言うのも大きな理由として捉えられていますが、ただそれだけではなく
"美しいから"
砂をいじりながらぼーっと見つめるのもそう。
彼らは美しいものが大好きな感性の豊かな人達。
彼らは緑が好きです。緑は植物。植物は生きている。
その中にいると、日々の生活の中で思いが伝えられない葛藤や、身体さえ思い通りに動かない(彼らは自分の身体を自分のものだという意識は低いみたい)悔しさを紛らわしてくれるそうです。
命を感じ、自分が生きているということを感じれるみたい。
ホントに私たちの何百倍の感性の持ち主。
確かに昼休みに外に出て、緑のしたにいる方がニコニコしてる!?
外に変に介入されることなく、産まれたままの意識で身体はただの乗り物の彼らは、アミの言う愛の発達度数が高いんでしょうね(*^o^*)
弱い立場の人や、環境を省みずどんどん進展していく世の中では彼らの存在はとても意義のある事です。
それを大切に、そして自分にできる最大限の協力をしましょう。
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