登山三昧

最近、めっきり登山にはまっています。
前から山は好きだったけど、かるーいハイキング程度。しかし回を重ねるとどうしても欲が出てきてしまうのが人間というもの。


先週は奈良と三重の県境にある日本の１００名山で、しかも奈良見最高峰の”高見山”という標高１３００メートルの山に行ってきました。
メンバーは同じ学校の先生たち。
ベテランの先生もいるから安心だし、なにせ樹氷が見れると聞いたら行かないわけにはいかん！！！


朝、４時起きで途中から車で拾ってもらい８：３０から登頂開始！

心配していた雪は登山口近くではなく、階段の嵐。
誰かが木の丸太を運んできて、作ってくれたものだけどハッキリ言って階段って嫌い。
なんで、自分の歩く歩幅のペースをあんたに決められなきゃいけないの？？って思う。

まあ、そんなグチを言いながら次第に雪が出てきて幻想的な世界に・・・
樹齢７００年の高見杉のふもとでは、その残雪にちょうど木々たちの木漏れ日が当たり、そして苔が元気に
光っている。もう木漏れ日＆苔好きの私(写真の中で)はシャッターをとりまくり。


重い思いをしてカメラを持ってレンズも持ってきたのはこのため！！！
まさに、もののけ姫の世界でした。



それから、またテクテク登りついに雪が凍ってツルツル滑る場所が！
初めてアイゼンを靴につけまた登る。


登っている時は汗をダラダラかくのに、休憩で止まった瞬間に体が冷える。
ダウンジャケットとレインウェアを即座に着て、体を冷やさないように・・・・

登山ってやっぱり体力を使うし、有酸素運動だなと身をもって実感。
ハーハーしながら歩き続け、稜線という山の縁を歩いて横風に耐え無事に山頂へ。




心と体とが鍛えられた。



その思いで登った山頂からは他の山々を全て見下ろすことができて、神にでもなった気分になれる。
山にはまるということはこの感覚なんだって思いました。


そして、山頂の小屋でお湯を沸かしてカップラーメンとおにぎり。
カップラーメンがこんなに温かくて美味しいと思ったのは初めてなくらい、美味しかったー。

気温も－５度だったから、暖をとらないとやっていけないし。

そして、下山開始。

下山も下山でまた違った意味での苦しみが。
太ももの前がつりそうになりながら必死で降りる。

膝に爆笑される前に、ふくらはぎさんにも頑張ってもらって無事に下山。

綺麗なものを見れて体も鍛えられて、尚且つ有酸素運動までできるって素晴らしい♪♪

しかも、この後に待っているのは温泉★


たーーーーっぷりと浸かって疲れを癒しました。