2007年12月23日日曜日

犠牲祭”タバスキ”


こんにちは!!先週はバスで7時間離れたタウアという所に行ってきました。
バスが古いのか道が悪いせいなのか、ボンボン跳ねながらのバス移動・・・。しかも、朝の5時集合。それでバスが来たのは6:30ですから・・・。
いつも、このニジェール時間にちょっとイライラさせられています。
それでも無事に着いて色々とこの国のスポーツ事情を見てきたわけですが、男のスポーツはまあまあ見れる感じだったけど、女の子がまるで高校の球技大会みたい。
こんなにも、差が出てしまうのかとビックリしました。
でも、タウアの同期にも会えたし同じ体育隊員のマメとも色々と授業の話もできたし、すごく有意義な時間でした。
でも、帰りのバスも朝7;00に集合だっ言われてずーっと待っても全く来ない。。。
結局きたのは夜中の1:00!!
え~って!!!!!!!!!!ホント勘弁してよ・・・。って感じでした。

19日にはイスラム教のお祭“タバスキ”!!
でも、産まれて初めて動物が目の前で裁かれるのを見ました。羊が・・・。
苦しむ羊、血が時代劇みたいにピューってどんどん出てくる様を見て思わず泣き出してしまった私にニジェール人は「これは、これから家族や子ども達に降りかかるかもしれない災いをこの羊が犠牲になってくれるんだ!!だから、目を背けてはいけないよ。」って言いました。だから、しっかりと泣きながら最後までその羊を看取りました。でも、かなりショックだったけどその姿を見て絶対に残さずに食べようって思った。骨の髄まで吸ってやろうって!!!!!内臓も嫌いだったけど新鮮だからか難なく食べれたし。本当に捨てるところなく食べるニジェール人。内臓の管みたいなところまで揚げては食べ、頭も大事に焼いてました。
なんか、よく日本にいたときは“もったいない”って言う言葉をよく口にしてたけど、ここでは全くそんな感覚はありません。だって“もったいない”って言うほど物が無いんだもん。だから“もったいない”なんて言葉は存在しない。
“もったいない”って言う言葉は先進国が考えた言葉なのかなーって最近思いました。
いい言葉なのか、そうではないのか・・・。う~ん。
そして、いかに自分が日本で贅沢三昧な生活をしていたか・・・。
小学生の社会化見学とかで工場とかに見学に行くより、こういう命のありがたさとか大切さとかを知るために、衝撃はすごくあるけどこういう体験をするほうがよっぽどためになるのになーって思いました。
きっと、このタバスキのことは私は一生忘れないと思う。
忘れちゃいけないよな。
でも、今度鳥をさばくのに挑戦してみます。日本じゃなかなか手に入らないホロホロ鳥もわんさか売ってるし!!
最近、牛とか見ると前はでっかいなーくらいにしか思ってなかったけど肉付きとかを見て「あの、牛美味しそう☆」とか思ってしまってる自分が怖い・・・。

しかも今日でついに25歳。
まさか、自分が日本からこんなに遠く離れた国で誕生日を迎えるとは思わなかったなー。
でも、本当に離れてみて分かることってたくさんある。
両親のありがたみ、友達の大切さ、住む環境(衣・食・住)。
ヘタレなあたしには良いチャンスかな!?ここに居られている事に感謝です。

スーパーグレートなサイヤ人になって帰ります!!!
それでは、また・・・。
ちょっと早いけど、良いお年を~☆☆☆

ニジェールは1月2日から仕事らしいです・・・。
お正月は!?そんなもんない~!!!!!

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