久しぶりの投稿！！

最近の私。授業もだいぶ慣れて、子ども達の顔が分かるようになって来ました。でも、慣れてきた分の悩みもあるけど・・・。成績もつけなくちゃいけないし。子どもに順位を付けるのってすごく難しいし、すごく嫌だった。でも、教育だからやらなきゃいけないんだけど。う～ん。。。。。
２月は、幅跳び！！日本じゃ砂場でやるけど、ここは全部が砂。なので、助走ゾーンの砂を雪かきみたいに少し掃けて、飛ぶところには砂を大盛りにしてやります。どれだけ、跳躍力があるか楽しみ♪
部活は、新しい子を集めて１からのスタート。自分の授業を持っている子ども達だから、やりやすいし、何よりも楽しんでやっていることが良い！！！顔が生き生き！！！
この子達を育てたいなーって心から思った。ニジェール人は勝つことに凄くこだわったり、負けることが悪い！！っていう思いが凄い強い気がする。だけど、勝つことだけが全てじゃない、負けて分かることもたくさんあるんだ！！っていう事も教えて行きたい。技術はもちろん精神面も。
あとは、今週の火曜日に起きた珍事件！！
台所の水道がチョロチョロ出ていたから、直らないかといじくっていたら、蛇口の根元からボキッと折ってしまい家の中で噴水状態・・・。
近くの窓から、ガルディアンの奥さんファティが見えたから大声で呼んでアブドゥに来てもらった。でも、来てもらったは良いけど、こんなときに限っていつもは閉めてないのに網戸の鍵を閉めていた私・・・。穴を押さえなきゃ水はどんどん出て噴水になるし、でもアブドゥは「開けろー！！」って騒いでるし私は「水が水が～。」としか言えなくて、でもアブドゥもこの緊急事態が分かったのか、焦ってドア壊しそうになるし。水を止めるのを一時諦めて鍵を開けに走った。そうしたらまさかの停電！！タイミングよすぎて何も見えなーい。
とりあえず、二人で焦って阿吽の呼吸でアブドゥが穴を押さえて私は懐中電灯を取りに。
そのライトを持ってアブドゥが外の元栓を締めに行ってくれてひと段落。
その後、アブドゥの友達？のハンセコ(修理屋)に来てもらい直してもらいました。友達の多いアブドゥのおかげで夜９時を過ぎてたのに“構わないよ！！”って笑ってやってくれたし・・・。優しい。。。優しい人柄(でも多分短気なアブドゥ)には優しい人が集まってくるんだなー。一人だったらどうにも出来なかったと思うと怖い・・・。日本みたいに電話一本で２４時間いつでも修理に来てくれる様なものなんてないし、つくづく人で人とが繋がっているなと感じました。
でも、本当に焦った焦った！！！！水回りにはご注意！！！
あと、今日は2月９日。何年か前に生徒によるグレーブ(奨学金の未払いのため)に首都で警察と、生徒たちの集団が対立し一人の生徒が亡くなったらしい。それを追悼して毎年２月の９日には生徒たちが行進をする。ドッソでも同じく行われ、毎年建物を壊したりけが人が出たり、かなりの被害が出ているらしい。隊員も巻き込まれたり、催流ガスをまかれてPTSDになってしまった人もいるみたい・・・。で、その話は知っていたけどいつも通り私は授業をしようとしていた時、急に笛がピーっと鳴って子ども達の歓声が校舎の方から聞こえて、先生たちが走っていったり、鞭を振り回している姿が見えた。私の授業の子ども達は「いつもは、このConsseil des profが始まると授業はしないけど今日は授業がしたい！！」って言っていたけど、やっぱり気になるのかポロポロとその歓声の方に向かっていき授業をするのを辞めました。話しによると、皆が石を投げたり鞭を使って叩いたり、(誰に向かってかはよく分からないけど・・・。)とにかく危ないらしい。
それで、家に帰ろうとしたら生徒が「いまは、とても危険だから帰らないほうがいいよ。マダムの自転車は？？？」とか気にしてくれて(自転車はその歓声の真っ只中に置いてある)自転車を取りに行ってくれたり、取り囲んで道路まで付いてきてくれたり「今日は家から出ちゃ駄目だよ！！」と教えてくれました。いつも怒ってばかりの子ども達なのに、その優しさに心が温まりました。これもアンナサーラ特権(外国人)！？
でも、子ども達のあのパワー凄かった！！誰に向かって石を投げていたのかは未だ不明だけど・・・。気がつけば、そっと助けてくれる人がいた。とても幸せだった。
回りを見れば助けてくれる人がたくさんいるって何よりも温かい。
普段は気づかないけど、見渡してみればもっとたくさんいるんだろうな。
自分も助けを求めている人にはそっと手助けできる優しい人になりたい☆