村生活。

このお休みの間、首都から１時間ほど離れた町ではなく村に行って来ました。そこには、同期の隊員がいて村に入って村の生活改善のために一生懸命に活動しています。私の任地のDOSSOの家はその家々意によるが、ガスも電気もある。水道も家の中にあって生活できている。でも、そのカレゴロという村には電気もなければガスもない。本当にウルルンの世界。隊員は首都とこのカレゴロに二つ家を持っていて１週間のうち２，３日をこの村で過ごす。長いときで一週間ぐらい。２週間、日本人がいたら死ぬと言われた(本当かよ！？)
生活に必要な水を井戸から運んだり、川から運んだり、マキで火を起してご飯を作り、夜は暗くなったら眠る。すごく人間らしい生活をしていると思った。
次の日、村の学校見学に行って先生の指導の下子ども達による”手洗い”の啓発劇を見せてもらった。
食べ物を手で食べるこの国では手洗いは必須。けれどもまだまだお祈りをする前は手を洗うのに食べる前に手を洗うという習慣が徹底されていない。そこで、隊員と先生たちが協力し合って啓発運動をしている。
なぜ、手を洗う必要があるのかなど細かく説明し、劇として動きで見せることでより理解しやすい。その活動を学校だけで終わらせるのではなく、地域の人も巻き込んで活動していた。
すごいパワーだった。自分たちで改善していこう！！という意気込みも感じられた。
そして、何よりもすごい子ども達のパワー。やっぱり外国人は目立つのか村に入ってすぐに子ども達に囲まれた。
ちょっと空手みたいなことをすると(出来ないくせに・・・。)ビビッて逃げる→落ち着く→また寄って来る→また空手もどきをする→逃げる。この繰り返し。最終的には３０人を追い掛け回して倒してまくりプチ学童状態でした。
日本の様にゲームセンターがあるわけでもなく、周りは砂か川。娯楽の少ない村の子ども達は、きっとまだまだ遊びを知らない。でも、ここの子ども達しか知らないこともたくさんある。今度は少しの遊び道具を持って行って遊ぶ代わりに私も、村の子どもちの遊びを教えてもらおうと思う。