2008年6月21日土曜日

クツって・・・。

サラマレイクム♪♪

皆さまお元気でしょうか????私は・・・元気ですね~。
最近マンゴーを皮ごと食べても下痢しない、強靭なお腹になってきました。でも、過信は要注意!!
先週、DOSSOでDOSSO市の3e(日本で言う中学三年生)の高校受験資格を取るための試験が行われて全科目の試験をしました。それで、全日程の中で体育は一番最初。
各学校の3eの生徒たちが日替わりでテストを受けに来て体育教師はその計測をしました。
もちろん私も。種目は走り幅跳び、走り高跳び、砲丸投げ、100m、器械体操の5種目。
公式の場なのに道具は不足。というか元々ない!?
だから、高飛びは普通のゴム。砲丸投げは決して丸くない鉄の玉。100mのレーンは灰で線を書く。
器械体操はもちろん砂の上でした。
そして計測は各中学校200人はざらにいるから大変な毎日でした。朝の7:00~18:00まで計測のしっぱなし。
日陰も全くなし、水も計測しながら飲むという魔の一週間を乗り切りました。


そこで、不思議だった出来事。
私たちの先生たちグループは(5人一組で計測する)は私立中学の担当で(そんなものもあるのかって??これがあるんです(笑)ただし、お金持ちと、成績不良で公立の高校を放校になったものが集まる)みんなけっこう良いクツを履いてる。でも、いざ計測という時になるとみーんなクツを脱ぎだすんですね・・・。


走るところは石ころだらけでボコボコなのに。
それで、痛くないの???なんでクツを脱ぐの??と聞いたところ痛くないし、クツがボロボロになっちゃうから脱ぐんだよって。小さいころから裸足で駆けずり回っている彼らの足の裏は相当硬いんです。しかも乾燥してるからひび割れていたりもする。本当に痛々しい足で走っていました。
それでもその悪コンディションの中100mを12秒台で走ったりする子もいる。
中には、日本の小学生の様な走り方をする子もいたけど。

物を大事にする。当たり前のことだけどここではそれが暮らしの一部なんですよね。
私も、ここでカバンが裂けて2回縫ったし、靴下も縫いカップラーメンの容器でさえ捨てずに鉢植えとしていまチンゲン菜の苗を育てています。無いならないなりに工夫は出来るんですね。食べ物だけは無理だけど・・・。
そして、思うのは日本から送られてくるものの一つ一つが過剰包装のものが多いなーって思う。
開けるのに何回破らなきゃいけないんだ!!!って思う。
その包装のために世界中の資源が使われてしかもそれらはリサイクルもあるけど、ほとんどはゴミにしかならない。
途上国の資源を発展国が無駄遣いしているような気にさえなる。それで需要と供給のバランスが取れているのかもしれないけど、環境のことを考えたら先進国側はもっと考えなきゃいけないですよね。
まだまだ考えることがいっぱいだ・・・。

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