ストライキと村

FOFO！！４月に入りニジェールの中でも一番暑い季節、毎日暑いです。。。

日景でも４０度、太陽の下では６０度近い気温。それでも人間って生きれるもんですね。

でも、今年は先生たちによるグレーブ(賃金を上げるためのストライキ)がものすごく多く正教員以外の授業と私の体育以外はほとんど授業が行われていません。

政府が教員に支払わなければいけない賃金をわなかったり、賃金の昇給を約束したのにそれを守らなかったり。それで先生たちはストライキを起し働かなくなっています。

日本じゃ考えられないですよね。

国が発展するためには教育は必要不可欠だし、つくづく日本は戦後努力をしたんだなと思います。

でも、一つ興味深い話を聞きました。

世界各国の行っている援助は援助ではないということ。

実際は途上国の力を抑えて発展国がコントロールしていると言うこと。

人類の祖先であるアフリカの人たちが本気(やる気)を出したら発展国のどこの国もかなわないそうです。

その力を出させないために、援助という名前でその力を押さえつけている。

すごく怖い話しです。

発展すれば人々は幸せなのか？そうではないと思います。

幸せは自分の心が決めることだから。

最近、午後の授業がないときや土日を使ってバレーボールを持って村に行っています。

電気もなければ村もない。

やっぱりそういうところの人って妙にギスギスしていなくて本当に温かいんです。

現地語のハウサ語は私は喋ることが出来ないんですが、言葉が通じなくても通じれるものがある。

本当に字のごとく人が支えあって生きているのを実感できます。

DOSSOは辺に発展し(首都や日本とは比べ物にならないけど)、日本でたとえるなら大阪みたいな感じ。だから、私は村が好きです。

バレーのコートだって木のポール。ネットだって日本の古いものを何回も直して大事に使っている。

そんな村の一つにも、来月から電気が入ろうとしています。

村人はとても喜んでいます。

でも、私は今の生活を大事にしてほしかった。発展するとともに人の心も希薄になってほしくないから。

日本では知らない人に挨拶をしてはいけないと今は教えていると聞きました。

それはおかしいと思う！！！

知らない人だからこそ挨拶をするべき。

人と人が交わらないから変な犯罪が起こる。ニジェールと日本を足して２で割れたらいいのにな・・・。