子ども達。

またまた久しぶりの更新です。
日本では豚？鳥？？インフルエンザが流行っていると聞きましたが皆さんお元気でしょうか？私たちの同期の中南米の国の隊員も、そのインフルエンザのために緊急退避になったりと世界中でかなり騒がれているみたいですが・・・。
ニジェール全くそんな物はありません。お隣のベナンで症例が出た？という情報もありますが、この一番暑い時期ウイルスですら死んでしまうんじゃないかと勝手に思っています。
ピークは多分過ぎたものの本当に暑いです。昼間の家の中で４７度。日向は６０度。
昼寝をしても汗だく、もう終いには寝ながら水を被って濡らしたタオルをかけてその気化熱で３０分寝れれば良い方。早く雨季になって涼しくなったらなーと思いながらも、人間って凄いものでそんな環境にもきちんと適応できるんですね。
でも、バタバタと同期や同任地の隊員が倒れていく中、日中太陽の下で６時間は働いている私は全く健康です。慢性的な疲労感はありますがやはり健康優良児なんですね・・・。

ニジェール人でさえ、最近死者が多い今日この頃。
３日前まで普通に体育の授業に参加していた生徒が突然亡くなったり、同僚が亡くなったり。ニジェール人もこの暑さは体に異常をきたすみたいです。
でも、本当にこの国は貧困が病気に直結し、病気が死を招きます。
食べるものがなく、栄養が取れないため発達も遅い。
同任地のガルの子は原因不明の骨が痛くなる病気(アフリカ特有らしい)で、３日一回は熱にうなされ、みるみる痩せ細り可哀想過ぎて見ていられません。この病気は長いこと生きることが出来ないらしく、悲しい現実を受け止めなければいけません。
愛嬌があって可愛くて、私と結婚する気マンマンだったのに。。。
日本に連れて帰れるのなら本当に連れて帰りたい。

そんな世界に生きながら、この写真のような笑顔がたくさんあります。

コレは先週２時間離れた村に生徒を連れて練習試合を連れて行った時の車の中。

国歌をいきなり歌いだすは、RAPもどきを作っては暴れるわ、テンションが落ちる時が皆無。

やっぱり、子ども達って未知のパワーを持っている。

丸ちゃんが送ってくれた学童のDVDを見ても子ども達を見ると笑顔になれますね。

確実に成長してるし、子ども達の成長段階をこんな間近で見れるってすごいことだと思います。

ニジェールの子ども達の成長もまだまだ見たいところですが延長は不可能。

母がしきりに「ちゃんと帰ってくるんでしょうね！？」と気にしていましたが、

ちゃんと帰ります。９月２０日にニジェールを出発して２３日に日本に着きます。

あと４ヶ月・・・。

何か大きな事を残さなくても、自分の関わった人にたくさんの人にマダムSALIMAを植えつけて来たいと思います。